2035年前後に60歳以上の高齢者比率が30%超え
(中国)
北京発
2022年09月29日
中国国家衛生健康委員会は9月20日の記者会見で、2035年前後に中国の60歳以上の高齢者人口が4億人を超えるとの見通しを示した。また、同年時点で60歳以上の高齢者が総人口に占める割合は30%を超え、高齢化が非常に進む段階に入ると予測した。
国家統計局の2月28日の発表によると、2021年末時点の総人口に占める60歳以上の高齢者の割合は18.9%(2億6,736万人)となった。うち65歳以上の高齢者の割合は14.2%(2億56万人)だった。
また、都市部の高齢者人口は農村部より多い一方、農村部の高齢化は都市部よりさらに進んでいる。2020年の統計によると、全国で60歳以上の人口の割合が20%を超えた省・直轄市・自治区は10カ所あり、主に東北地域(遼寧省、吉林省、黒龍江省)や四川省、重慶市などに集中している。
同委員会は、今後の高齢化進展に伴い、公共ブラック ジャック ディーラー ルールの提供や社会保障制度の持続的な発展で大きな困難に直面するため、高齢化対応が極めて重要だと指摘した。
国家発展改革委員会など13部門は8月31日、「養老・育児ブラック ジャック ディーラー ルール業に対する若干の支援措置」を発表し、養老・育児ブラック ジャック ディーラー ルール施設に対して、家賃と一部の税・費用の減免や社会保険、金融面、防疫関連の支援など26項目の措置を打ち出した。
民政部養老服務司は9月1日の国務院政策ブリーフィングで、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、養老ブラック ジャック ディーラー ルール施設は経営面で大きなダメージを受けたと指摘。その上で、これらの措置は養老ブラック ジャック ディーラー ルール業が現在直面している困難・課題の解決につながると同時に、養老ブラック ジャック ディーラー ルール業に対して一層の支援を行うというシグナルでもある。また、高齢者の多層的なニーズに応えるため、養老ブラック ジャック ディーラー ルールのグレードアップを加速させることに寄与するとコメントした(「人民網」9月1日)。
なお、2022年第1四半期(1~3月)時点の中国の養老ブラック ジャック ディーラー ルール施設は36万カ所、ベッド数は812万6,000床となっている(注)。
(注)2022年2月21日に発表された「『第14次5カ年(2021~2025年)規画』期間の国家高齢者事業の発展と養老ブラック ジャック ディーラー ルール体系に関する規画」では、2025年までに養老ブラック ジャック ディーラー ルール施設のベッド数を900万床以上にするとの目標を設けている(2022年3月4日記事参照)。
(張敏)
(中国)
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