ブラック クイーン ブラック ジャック、米・EU含む各国首脳と会談
(英国、米国、EU、トルコ、イスラエル、ロシア、ウクライナ)
ロンドン発
2022年09月26日
英国のエリザベス・ブラック クイーン ブラック ジャック首相は9月21日、米国で開催された国連総会で演説した。同首相は、独裁国家に対抗するためには、民主主義国家が経済や安全保障において人々が求めるものを実現する必要があるとした。そのためには強力かつレジリエントな経済を実現する必要があるとし、民主主義国家間で協力しなければならないと述べた。また、友好国とのサプライチェーン構築や、(独裁的な政権への)戦略的依存の終了をさらに推し進めるべきだとした。
ブラック クイーン ブラック ジャック首相は同日、国連総会の場で各国首脳と相次いで会談し、ロシアによるウクライナ侵攻に加えてさまざまな議題について議論を行った。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長とは、英・EUの関係について、エネルギー、食糧安全保障、北アイルランド議定書などの分野で議論を行った。
米国のジョー・バイデン大統領との会談では、エネルギー、テクノロジー、製造業のサプライチェーンといった分野での独裁国家への過度な依存を終了する必要があると強調した。そのうえで、ロシアへのエネルギー依存の削減、再生可能エネルギーや民主主義国家からのエネルギー輸入の拡大に向けた2国間の取り組みを拡大することで一致。さらに、イランの核兵器の獲得阻止に向けた取り組みなど、両国が連携して解決すべき国際課題についても議論した。また、北アイルランド議定書については、ベルファスト合意の保護と同地域の平和維持を優先しなければならないとした(2022年9月22日記事参照)。
イスラエルのヤイル・ラピッド首相との会談では、防衛、サイバーセキュリティー、貿易、グリーンテクノロジーなど戦略的優先分野での協力加速の機会について議論。中東地域の和平プロセスや安全保障も議論し、イランによる脅威の抑制に向けた長期戦略の必要性を強調した。
トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領に対しては、黒海経由の穀物輸出の確保において同国が果たした役割や、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟への支援を称賛した。また、貿易・投資の拡大や防衛協力といった2国間関係の深化を歓迎。原子力発電を含むクリーンエネルギーや、最新の防衛技術と貿易におけるパートナーシップのさらなる拡大に向けた機会について議論した。
(山田恭之)
(英国、米国、EU、トルコ、イスラエル、ロシア、ウクライナ)
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