ウズベキスタンの繊維機械展、過去最大の面積で開催
(ウズベキスタン)
タシケント発
2022年09月13日
ウズベキスタンの首都タシケントで9月7~9日、「第14回中央アジア国際繊維機械展示会(CAITME)」が開催された。主催者のプレスリリース(9月6日)によると、今回はCAITME開始以来最大の面積で開催され、タシケント市中心部「ウズエキスポセンター」展示会場の全パビリオンが使用された。
ウズベキスタンをはじめ、イタリア、インド、オーストリア、スイス、スペイン、チェコ、ドイツ、トルコ、パキスタン、フランス、ベルギー、ポーランド、ロシア、英国、韓国、中国、日本、米国の19カ国から306社がブースを構えた。参加企業数上位5カ国は、トルコ(84社)、イタリア(55社)、ドイツ(39社)、インド(25社)、中国(17社)。国外からの出展者の割合は全体の86%に上り、外国企業の関心の高さがうかがえた。ドイツ、イタリア、韓国はナショナルブースを設置した。日系企業や日系企業製品を紹介するブースの出展もみられた。主催者は開催前の時点で、前年より2割ほど多い5,500人以上の業界関係者の来場を見込んでいた。
ウズベキスタンの繊維産業は、原綿の輸出制限と国内メーカーによる原綿購入の自由化、綿栽培から綿製品製造までを担う「クラスター」の設立(関連ブラック ジャック カード)、米国NGOによるウズベキスタン綿製品の購入ボイコット解除(テキスタイル展が開催、ブラック)などを経て成長している。国家統計委員会によると、2022年上半期の繊維製品生産は数量ベースで前年同期比4.8%増だった。2020年は前年比17.4%増、2021年は19.1%増を記録し拡大が続いている。
(ディルフーザ・アリフホジャエワ)
(ウズベキスタン)
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