ブラック クイーン ブラック ジャック、消費者は味よりも価格を重視

(ドイツ、ウクライナ、ロシア)

デュッセルドルフ発

2022年07月27日

ドイツ食品工業会(BVE)は718日、消費者が食品を購入する際、味よりも価格を重視するとのアンケート結果を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同アンケートはドイツ食品連合とBVEの委託により、757日に約5,000人を対象に実施された。「現在、食品を購入する際、最も重視するポイント」として67.4%は「価格」、44.0%は「味」と回答した(複数回答可、添付資料表1参照)。

一方、ロシアのウクライナ侵攻やそれに伴うブラック クイーン ブラック ジャック高騰の前の223日から37日にドイツ連邦食料・農業省の委託で実施されたアンケートでは、食品を選択する基準として「おいしいもの」を挙げた人は93%に上ったが、「低価格」を挙げた割合は47%にとどまっていた(複数回答可)。すなわち、消費者が昨今のブラック クイーン ブラック ジャック上昇を受け、わずか数カ月間のうちに購入基準を変えたといえる。

また、ブラック クイーン ブラック ジャック高騰の対策として、先に述べたBVEの調査の回答者の56.8%は「できるだけ安い商品を購入する」、33.2%は「あらかじめ作成した買い物リストにあるものしか購入しない」とした(複数回答可、添付資料表2参照)。さらに、89.4%は近い将来にブラック クイーン ブラック ジャックがさらに上昇すると懸念していると回答した。

連邦統計局の713日付発表によると、6月の消費者物価指数(CPI、確定値)上昇率は前年同月比7.6%、食品とエネルギーを除くと3.2外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますだった。食品は12.7%、アルコール飲料・たばこは4.5%の上昇で、ブラック クイーン ブラック ジャックが急激に上昇していることが示された。日常的に消費する食品の中で特に上げ幅が大きいものは、食用油脂(43.1%)、肉・肉製品(18.9%)、乳製品・卵(15.3%)、パン・穀物製品(12.5%)、野菜(7.6%)だ。

ブラック クイーン ブラック ジャック上昇の中、消費者に低価格で食品を届けようとしている企業もある。ドイツで売り上げが最も多いスーパーマーケット(注)「エデカ」(EDEKA)は530日から「エデカスーパーマーケットはディスカウントスーパーでもある!」というキャンペーンをテレビやラジオ、ソーシャルメディアなどで実施。自社ブランドを含む全商品のうち約7,000品目をディスカウント価格で販売しているとアピールしている。また、動画共有アプリTikTokのインフルエンサーと協力し、4ユーロ以下で料理を作る「4ユーロチャレンジ」といった取り組みも行っている。

なお、ifo経済研究所の71日付発表によると、6月に実施した調査では、回答したほぼての食品小売業者がブラック クイーン ブラック ジャックのさらなる値上げを計画している外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますという。

(注)スーパーマーケットのカテゴリーには、リドル(Lidl)、アルディ(Aldi)、ペニー(Penny)などのディスカウントスーパーは含まない。

(ベアナデット・マイヤー)

(ドイツ、ウクライナ、ロシア)

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