搭乗前までにサル痘のオンライン自己申告が必要
(エチオピア)
アディスアベバ発
2022年07月25日
エチオピア入国には、6月30日から「サル痘」に関するオンライン申告制度が求められている。保健省傘下の公衆衛生研究所の要請により、全ての乗客は、エチオピアへの出発前に、21日以内の滞在国やサル痘感染者との接触の有無、体調などをオンラインで申告する。制度上は、申告後にQRコード付きの申告証明書が発行されることになっており、空港到着時の提示が求められる。
ジェトロ職員が7月16日にエチオピアに入国した際は、空港到着時に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種証明書の確認はあったものの、サル痘については確認されなかった。他方、日本では、空港の発券手続きカウンターで確認がなされた。事前申告をしてもQRコード付きの申告証明書はまだ発行されていないようで、登録電子メールアドレスに届いた自身の回答内容をみせることで確認済みとなった。
在エチオピア日本大使館がエチオピア公衆衛生研究所に確認したところでは、本制度は、年齢を問わず全ての乗客が対象となり、出発前24時間以内の申告が必要だ。申告フォームは、グーグルフォームを使ったものとなっている。
(関隆夫)
(エチオピア)
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