オーストラリア、全ての渡航者に対するワクチン接種要件を廃止
(オーストラリア)
シドニー発
2022年07月08日
オーストラリア連邦政府は7月3日、オーストラリアに入出国する全ての渡航者を対象として、同月6日から新型コロナワクチンの接種要件を廃止することを発表した。今回の変更により、ワクチン接種証明書およびデジタル渡航者申告(DPD)の提出や、ワクチン未接種者に対して求められていた入国例外措置の申請が不要となった。
入国後の行動制限については、各州・準州政府の規制に従う必要がある。ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州などの多くの州では特段の追加要件を求めていないが(海路を除く)、到着後24時間以内のPCR・RAT検査などを必要としている州もある。
また、引き続きオーストラリア行きの飛行機内ではマスクの着用を必要としており、航空・船会社などが定める要件についても併せて確認する必要がある。
(児島亨)
(オーストラリア)
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