7月25日からワーキングホリデーなどのビザ申請受け付け再開
(台湾)
中国北アジア課
2022年07月21日
台湾の中央感染症指揮センター(CDC)は7月19日、ワーキングホリデーなどのビザ申請の受け付けを7月25日から再開すると発表した。台湾では、2022年3月7日から非台湾籍のビジネス客の受け入れを再開したほか(2022年2月25日記事参照)、7月7日からは1週間当たりの入境人数の上限を4万人に引き上げるなど(2022年7月11日記事参照)、新型コロナウイルス対策の水際規制の緩和を進めてきた。
受け付けが再開されるのはワーキングホリデーのほか、ボランティア、布教活動、研修(宗教教義)、実習、国際交流などの事由による特別入境許可ビザ申請。CDCによると、これらの事由による入境者数は、新型コロナウイルス感染拡大前には年間約1万人超だった。
今回の緩和は、国際的に水際規制の緩和が進んでいることを踏まえ、台湾域内の防疫や医療体制と、経済・社会・国際的に必要な交流活動を促進することとのバランスを総合的に勘案して決定した。特にワーキングホリデーについては、台湾と協定を結んでいる国の大多数が既にビザ受け付けを再開しているため、相互原則に基づき受付を再開するとした。
(江田真由美)
(台湾)
ビジネス短信 36ec01f043934672