入国時のPCR陰性証明・ワクチン接種証明の提示を撤廃
(エジプト)
カイロ発
2022年06月21日
エジプト政府は6月16日に、新型コロナウイルスに関する入国規制の撤廃を発表した。これまで出発72時間前のPCR検査陰性証明書もしくはワクチン接種証明書の提示を義務付けていたが(2022年4月27日記事参照)、出発国や国籍にかかわらず、これらの証明書が不要となった。また、当初よりエジプト入国時の空港でのPCR検査や入国後の隔離義務もないため、証明書・検査・隔離がなく入国可能だ。
エジプトでは、ワクチンは合計8,660万回分接種が済んでおり、ブースター接種は450万回が接種済みだ。現在、ワクチン5,750万回分を確保しており、さらなるワクチン接種を進めている。新型コロナウイルスの陽性数は公表値では減少傾向にあり、主要産業である観光業の回復も望まれているため、今回、渡航の規制が撤廃されたかたちだ。
なお、出張時には、エジプトから帰国する際の規制についても確認する必要がある。日本の場合、ワクチンのブースター接種済みなら隔離なしだが、ブースター接種が済んでいない場合は隔離措置がある。日本入国の最新ブラック ジャック アプリについては、厚生労働省ウェブサイト「入国時の水際対策」で確認が可能だ。また、利用の航空会社への確認も推奨される。
(井澤壌士)
(エジプト)
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