ヘルスツーリズム促進に向け、ポータルカジノ ブラック ジャックを開設
(トルコ)
イスタンブール発
2022年06月22日
トルコ貿易省は6月、トルコのヘルスツーリズム促進に向けて「Heal in Turkey」ポータルを開設した。同ポータルカジノ ブラック ジャックは、トルコのサービス輸出業者協会(HIB)が普及と運用を行う(6月8日付トルコ国営アナドル通信)。
トルコ商工会議所連合(TOBB)の国際ヘルスツーリズム委員会のオズギュル・オズタン委員長は、アナドル通信のインタビューに対し、「ヒール・イン・ターキーというポータル名は、トルコのヘルスツーリズムのブランドとなる」と述べ、「トルコでの治療を望む患者は、政府の支援を受けたこのポータルを通じて、トルコ国内の医療機関、医師、治療法を検索することができるだけでなく、ニーズに応じて政府の認定医療機関によるサービスを受けることができる」とした。また、ポータルにはコールセンターも設置されるとし、外国人患者からの苦情や提案を受け付けるなど、サービスの利便性も強調した。
トルコの観光部門は、訪問者数で世界6位〔国連世界観光機関(UNWTO)、2019年〕を誇る巨大セクターで、年間約4,500万人(注)がトルコを訪問する。ドイツ、ブルガリア、英国、オランダなど欧州諸国からが全体の4割、ロシアからが約19%を占める(2021年)。近年では、イラン、ウクライナ、アゼルバイジャンなどからも急増している。
一方、ヘルスツーリズムの訪問者数は年間約64万人(2021年)にとどまっており、今後の成長が見込まれる(添付資料表参照)。トルコ政府は2022年4月に、サービス輸出支援(4月20日付官報大統領令31815号)の枠内でヘルスツーリズムを含めた優遇措置を発効させており、サービス収支で大きなシェアを占める観光部門へのてこ入れを行った。
トルコの医療技術は地域内では高い水準にあるとされ、医療費は欧米の70%から最大で90%廉価とされている。現在、国内では1,814の医療施設がヘルスツーリズム施設として認定されている。また、トルコには多くの温泉施設もあり、温泉医療の開発も進んでいる。カジノ ブラック ジャックからの利用は、植毛、鼻形成などの美容外科、歯科医療が人気で、整形外科、心臓、脳外科などもある。医療サービスを受けるためにトルコを訪問する外国人の約7割がドイツなどの欧州からで、約3割がアラブ諸国からとなっている。
(注)外国人と外国在住のトルコ人を合わせた人数。新型コロナ禍の影響で、2020年は約1,273万人、2021年は2,471万人と低迷した。
(中島敏博)
(トルコ)
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