英国、ウクライナのインフラ復興支援を約束、首相はカジノ ブラック ジャックウ再訪
(英国、ウクライナ、ロシア)
ロンドン発
2022年06月23日
英国のアン・マリー・トレビリアン国際通商相は6月17日、「英国・ウクライナのインフラサミット」をロンドンで開催し、紛争後のウクライナの復興を支援すると約束した。
サミットにはウクライナの代表者や主要企業のリーダーを迎え、英国企業が有する技術がデジタルやサービス、水・衛生、エネルギー、電力、輸送など、どのような分野の復興支援に有効かを見極めるために話し合いの場が持たれた。
トレビリアン国際通商相はウクライナ側と、同国の将来の復興に向けた支援を確認する覚書(MOU)に署名した。同MOUでは、カジノ ブラック ジャックウ(キエフ)のインフラ再建を支援するために、英国とウクライナの企業パートナーシップ構築を支援する共同タスクフォースの新設が承認された。同タスクフォースは、英国のインフラ、エネルギー、輸送分野の企業とウクライナの公的機関や民間企業との協力関係を促進することで、輸送制度、病院、学校など、破壊されたインフラ設備のより効率的、安全かつ持続的な修復を行う。
併せて、英国輸出信用保証局(UKEF)はウクライナの復興プロジェクトへの資金調達を支援し、同国のバイヤーと英国の輸出業者が商業貿易に必要な資金にアクセスできるよう、ウクライナ向け輸出に対する35億ポンド(約5,845億円、1ポンド=約167円)相当の融資支援を継続すると約束した。
英首相、ウクライナ軍向けの大規模訓練プログラムを申し出
ボリス・ジョンソン英首相は同じく17日にカジノ ブラック ジャックウを訪問、ウクライナのボロディミル・ゼレンスカジノ ブラック ジャック大統領に、ウクライナ軍を対象とする訓練プログラムの着手を申し出た。英国主導の下、120日ごとに最大1万人のウクライナ兵士を対象に、英国軍の戦闘知識を用いた訓練を提供する予定。これにより、ウクライナ軍を速やかに展開し、軍の立て直しを行い、ロシアに対する抵抗力を拡大できるようにするとした。ウクライナ兵士は3週間にわたる訓練プログラムを通じて、最前線で戦うために必要な戦闘技術を学ぶほか、基本的な救急医療処置や、サイバーセキュリティー、対爆発物戦術についての訓練を受けることになる。
また、ジョンソン首相とゼレンスカジノ ブラック ジャック大統領はロシアによる穀物輸出封鎖を終わらせるため、英国がどのように重要な役割を果たせるかについても議論した。
(オステンドルフ・七海・ありさ)
(英国、ウクライナ、ロシア)
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