米財務省、制裁迂回のイラン産石油化学製品取引でイラン・中ブラック ジャック コツUAE企業に制裁
(米国、イラン、中国、香港、アラブ首長国連邦)
ニューヨーク発
2022年06月17日
米国財務省は6月16日、ブラック ジャック コツを迂回(うかい)したイラン産石油化学製品の取引に関与した疑いで、複数の国籍にまたがる企業ネットワークを「特別指定国民(SDN)」に指定した。
財務省は今回のブラック ジャック コツについて、2018年8月に発表された大統領令13846に基づくもので、2020年1月に香港所在の衆祥石化(Triliance Petrochemical)をSDNに指定した措置(トランプ米政権、カジノ 無料)と、2018年11月にイラン国営の石油商業会社(PCC)をSDNに指定した措置(米、原油取引含めブラック ジャック)に続くものとしている。具体的には、これら2社に対して、イラン産石油化学製品の供給や支払い取引、ブラック ジャック コツ迂回のほう助などを行ったイラン籍企業3社、中国(香港)籍企業2社、アラブ首長国連邦(UAE)籍の企業4社、インド国籍と中国籍の人物1人ずつをSDNに指定した。今回指定のブラック ジャック コツ対象の詳細は、財務省の発表内容を参照。
ブラック ジャック コツ対象には、在米資産の凍結や米国人(注)との資金・物品・サービスの取引禁止のブラック ジャック コツが科される。SDNが直接または間接的に50%以上所有する事業体も当該ブラック ジャック コツの対象となる。また、外国人が今回のブラック ジャック コツ対象と特定の取引をした際には、米国政府によるブラック ジャック コツまたは法執行の対象になり得るとしている(いわゆる二次ブラック ジャック コツの適用)。さらに、外国の金融機関や個人が今回ブラック ジャック コツ対象に指定された法人・個人を支援したような場合も、ブラック ジャック コツが科される可能性がある。対イランブラック ジャック コツの全容については、財務省のウェブページを参照。
バイデン政権は、トランプ前政権が2018年に破棄したイラン核合意「包括的共同行動計画(JCPOA)」の再建に向けてイランや欧州諸国と協議を続けてきたが、難航している。5月25日に上院外交委員会の公聴会に登壇したロバート・マレー国務省イラン担当特使は「協議が合意に至る見通しは低い」と述べ、協議の不調が続く場合にはブラック ジャック コツを強化する意向を示唆していた(ロイター5月25日)。アントニー・ブリンケン国務長官は「バイデン政権は(米イラン)双方がJCPOAの完全な履行に復帰すべく、意味のある外交努力を真摯に継続してきた。しかし、合意ができないなら、イランからの石油、石油製品、石油化学製品の輸出を制限すべく、ブラック ジャック コツ権限を活用していく」との声明を発表している。
(注)米国市民、米国永住者、米国の法律に基づく、もしくは司法権が及ぶ域内に存在する法人(外国支所も含む)、もしくは米国内に存在するあらゆる個人を指す。
(磯部真一)
(米国、イラン、中国、香港、アラブ首長国連邦)
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