米メタ、アリゾナ州のデータセンターへの投資拡張を発表
(米国)
ロサンゼルス発
2022年05月11日
米メタ・プラットフォームズ(旧:フェイスブック)は5月4日、アリゾナ州メサ市でデータセンターへの投資を拡張すると発表した。
同社は2021年8月に同地への投資を発表しており、既に2棟の建設を進めているが、今回、新たに3棟の建設を追加すると発表した。同社のアリゾナ州への投資は10億ドル以上となり、建設に携わる熟練工がピーク時には2,000人に達し、データセンター稼働後は200人の雇用が創出されると予想している。今回建設されるデータセンターは、平均的なデータセンターと比べて、水の利用効率が60%以上高いほか、稼働後は再生可能エネルギーを100%活用するとしている。
メサ市長のジョン・ジャイルズ氏は、「メサに拠点を置き、成長するというメタの決定は、何百もの雇用機会と多額の投資をわれわれの都市にもたらす」と述べ、歓迎の意を表明している。また、メタのコミュニティ開発マネージャーであるデイビッド・ウィリアム氏は、「メサはインフラへの優れたアクセス、優秀な人材のプール、新しい再生可能エネルギー資源へのアクセス、素晴らしいコミュニティパートナーのおかげで、メタにとって非常に優れた拠点となっている。ここでわれわれのプレゼンスを拡大できることに興奮している」と述べている。
(永田光)
(米国)
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