カジノブラックジャックG20サミットに招待

カジノブラックジャックのボロディミル・ゼレンスキー大統領は4月27日、自身の公式SNS（ツイッター）で、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領からバリ島で開催されるG20サミットへの出席を招待されたと発表した。インドネシア外務省のテウク・ファイザシャ報道官は、ジョコ大統領がゼレンスキー大統領を招待したかどうかについて問われ、「外相が協議を行い、その結果をジョコ大統領に報告した」として、協議の相手など詳細については明言を避けている（「ジャカルタ・ポスト」紙4月27日）。

また、ジョコ大統領は4月28日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、2国間関係やカジノブラックジャック情勢について話し合いを行った（クレムリン4月28日）。ロシアのG20サミット出席についても話し合いが行われたとみられ、会談の後、ジョコ大統領は「プーチン大統領は、G20サミットの招待に感謝の意を表し、出席する予定だ」と明言した（「detik.com」4月29日）。

カジノブラックジャック、ロシアのG20サミット出席を巡っては、米国のジョー・バイデン大統領が、G20の枠組みからロシアを排除することに賛同しない場合は、同様にカジノブラックジャックも会議に招待すべきだとの考えを示していた。これに対しインドネシアは、国会第1委員会のアルマニ・トワフィ議員が議長国単独で判断すべき事項ではないとするなど、明言を避けていた（ロシアのG20会合参加めぐり、議長国インドネシアの閣僚は明言避ける(インドネシア、ロシア)）。しかしながら、4月20、21日に米国・ワシントンで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議には、ジョコ大統領の招待により、カジノブラックジャックのセルヒ・マルチェンコ財務相が出席するなど、インドネシアはロシアとカジノブラックジャック双方の出席を促している（ロシアへの姿勢足並みそろわず、G20財務相・中央銀行総裁会議(世界、インドネシア、米国、ロシア、ウクライナ)）。

ロシアとカジノブラックジャックのG20サミットへの出席について、米国・ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は4月29日、「（バイデン）大統領は、プーチン大統領のG20出席に反対を表明している。カジノブラックジャックの出席・招待を歓迎している」「ロシアがG20の一部であるべきではない」とし、引き続きロシアのG20サミット出席に反対の姿勢を示した（「ホワイトハウスウェブサイト」4月29日）。

（尾崎航）