2年ぶりに新型コロナ関連の規制を全面撤廃
(モルドバ)
ブカレスト発
2022年04月26日
モルドバ公衆衛生特別委員会(CNESP)は4月15日、新型コロナウイルス感染症例の減少を受け、翌16日をもって公衆衛生上の非常事態宣言を解除することを決定した。宣言発令からほぼ2年ぶりの解除となった。
直近2週間の人口100万人当たりの新規感染数は2022年2月18日時点で8,026人だったが、4月18日には552人となり、2カ月で93.1%減少した(Our World In Data)。
非常事態宣言解除によって全ての疫学的制限が解除される。マスクの着用は義務付けから推奨になる。しかし、CNESPは「新型コロナウイルスが消滅したわけではなく、感染した場合の重症化を防止するためにも、国民に対しワクチン接種を推奨する」としている。
入国時の陰性証明書やワクチン接種証明書提示義務、入国後の検疫期間も3月16日に全世界を対象に全面解除した。
(西澤成世)
(モルドバ)
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