「農産物所得調査」を公表、農作物別に農家所得の変化をみる

(韓国)

ソウル発

2022年04月13日

韓国農村振興庁が4月10日に公表した「絵でみる2011~2020農産物所得調査」によれば、2011年から2020年にかけて農家所得(総収入から総経費を控除した金額)が増加した作物は、増加率が大きい順に、ワケギ(露地)(2.7倍)、高冷地ダイコン(露地)(90.7%増)、ネギ(露地)(81.6%増)、ショウガ(露地)(81.6%増)、ブドウ(施設)(65.6%増)となった。一方、同じ期間に所得が減少した作物は、減少率が大きい順に、殻麦(56.4%減)、パプリカ(53.6%減)、チョウセンゴミシ(46.6%減)、バラ(施設)(41.6%減)、キュウリ(施設、抑制栽培)(注)(39.1%減)となった。

「絵でみる2011~2020農産物所得調査」は、過去10年のうち、8年以上にわたって調査対象となった46種類の作物を対象に、経営の成果や労働投入時間の変化をグラフにまとめたもので、農業経営カジノ 無料システム外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますまたは農業科学図書館外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのウェブサイトから閲覧が可能。

(注)キュウリ(施設)の抑制栽培とは、主として7月中下旬から8月中下旬に種まきをして、9月の中下旬から収穫する作型をいう。

(当間正明)

(韓国)

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