2021年末時点での韓国のユニコーン企業は18社

(韓国)

ソウル発

2022年02月21日

韓国の中小・ベンチャー企業部は、企業価値1兆ウォン(約970億円、1ウォン=約0.097円)以上の国内のユニコーン企業が2021年末時点で18社に達したと2月15日に発表した。2021年は新たに7社がユニコーン企業になった一方、インターネット通販のクーパンとゲーム企業のクラフトン(注1)の2社は、上場によりユニコーン企業から除外された(添付資料表参照)。2021年に新たに誕生したユニコーン企業7社は、トゥナム(仮想通貨取引所)、チッパン(不動産仲介)、カーリー(生鮮食品の配送サービス)、ビッサムコリア(仮想通貨取引所)、バケットプレイス(インテリアコマース)、キャロットマーケット(中古品取引仲介)、リディ(コンテンツプラットフォーム)。

同部は、ユニコーン企業支援に関し、「より多くのベンチャー、スタットアップ企業がユニコーン企業に成長できるよう、2022年は1兆ウォン規模のファンド・オブ・ファンズ(注2)を通じ、2兆ウォン以上のファンドを組成するととともに、複数議決権、ストックオプションなど、ベンチャー、スタートアップ企業関連制度を引き続き整備していく」と述べた。

(注1)クーパンはニューヨーク証券取引所(NYSE)、クラフトンはKOSPIに上場。

(注2)1つのファンドが複数のファンドへ投資する外部委託型投資信託。

(当間正明)

(韓国)

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