広東省、越境ECの発展支援策を発表、支柱産業のEC輸出を拡大へ
(中国、香港)
広州発
2021年12月16日
中国・広東省政府は12月2日、「越境ECの高度な発展を促進するための若干の措置(以下、措置)」を発表した(添付資料表参照)。
措置に盛り込まれた主な内容をみると、広東省が「戦略的な支柱産業」(広東省、ブラック ジャック)に掲げる電子ブラック ジャック ゲーム ルール産業、スマート家電産業、現代軽工業・繊維工業、超高精細度ディスプレイ産業、現代農業・食品産業などの企業を中心とする「産業クラスター+越境EC」モデルを展開し、越境EC(電子商取引)産業集積および公共サービスレベルを向上させることをうたっている。また、越境ECサプライチェーンデジタル化連携プラットフォームを構築し、原材料調達・購入、生産、販売など産業チェーンの川上と川下間の業務連携を進め、伝統製造業企業の輸出拡大を支援する。2025年までに、20カ所の「産業クラスター+越境EC」モデルを形成し、100社の年間取引額が1億元(約18億円、1元=約18円)以上の越境EC販売企業および100の越境EC自主ブランドの育成を目指す。
そのほか、企業が「一帯一路」沿線国・地域や、地域的な包括的経済連携協定(RCEP)加盟国でEC向けブラック ジャック ゲーム ルール倉庫(越境EC販売先国・地域において、バイヤーに近接する場所に設置する倉庫を指す)を設置することを奨励し、欧米でのブラック ジャック ゲーム ルール倉庫設置も拡大する。ブラック ジャック ゲーム ルール倉庫運営企業によるスマート保管技術の研究開発、空運貨物業への進出をサポートする。商務部が優れたブラック ジャック ゲーム ルール倉庫実践事例として選出した省レベルの公共ブラック ジャック ゲーム ルール倉庫運営事例に対し、財政政策支援を実施する。2025年までに、新規ブラック ジャック ゲーム ルール倉庫を500カ所設置し、倉庫の延べ床面積を400万平方メートル超に拡大することを目指す。
さらに、物流の効率化に向け、各地域の倉庫用地を国土空間計画に組み入れ、越境ECの仕分け、配送などの関連インフラを建設するとともに、企業のブラック ジャック ゲーム ルール共有プラットフォームを構築することを支援する。通関の利便性向上に向けては、広州市南沙の粤港澳大湾区空港共有国際貨物輸送センター、深セン市前海の離港空運サービスセンターおよび香港国際空港物流園などのプロジェクトの建設を支持し、通関業務、検査検疫、航空保安検査、集散仕分けなどのインフラを整備する。
なお、広州税関によると、2021年1月1日~12月5日の広州白雲空港の越境EC貿易額は1,000億元を超え(前年同期比1.5倍)、全国で初めて越境EC貿易額が1,000億元を超えた空港になった。
(梁梓園)
(中国、香港)
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