アンデス共同体、2022年から域内携帯料金体系の統合発表

(ペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビア)

リマ発

2021年11月22日

ペルー運輸通信省(MTC)は11月8日のプレスリリースで、ペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビアが加盟するアンデス共同体(CAN)の電気通信当局アンデス委員会(CAATEL)の第173回臨時会議で採択された委員会決定第854号により、2022年1月1日から加盟国域内のモバイル通信サービスの料金体系の統合を発表した。これについて、MTCのマルコ・アントニオ・マルドナード通信政策規格局長は「今後、CAN加盟国域内で国際ローミングサービスによる追加料金の支払いは発生しないことを意味する」と強調した。

今回定められた加盟国域内での各通信サービスの上限料金は以下のとおり。

  1. データ通信:1メガバイト(MB)当たり0.0011ドル
  2. 通話料金(受信):無料
  3. ショートメッセージサービス(SMS):1通当たり0.0044ドル
  4. 通話料金:1分当たり0.0115ドル
  5. ショートメッセージサービス(SMS)(受信):無料

今回の決定で恩恵を受けるCAN加盟国の総人口は1億1,317万人(2020年世界銀行統計)に上る。CANの事務総長を務めるコロンビアのホルヘ・エルナンド・ペドラサ氏は「デジタル格差の是正によって加盟国国民のオンライン カジノ ブラック ジャック、教育、通信面での権利が強化された」と述べている。

写真 CAN本部(オンライン カジノ ブラック ジャック撮影)

CAN本部(ジェトロ撮影)

(設楽隆裕)

(ペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビア)

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