イラン外務次官が核合意再建に向けた間接協議の再開見通し公表

(イラン)

テヘラン発

2021年11月05日

イランの11月4日付イスラーム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは、イラン核合意の「包括的共同行動計画(JCPOA)」再建に向けたイランと米国などとの間接協議が同月29日に再開の見通しと報じた。協議が再開すれば、8月にライーシー政権が発足して以来初の会合となる。

報道では、イラン側の交渉責任者のアリー・バゲルカーニ外務次官が自身のツイッターで「エンリケ・モラ欧州対外活動庁事務次長との電話協議で、違法で非人道的な制裁の解除を目的とした交渉を11月29日にウィーンで開始することで合意した」と述べたという。

ウィーンでの間接協議は2021年6月以来中断していたが(関連ブラック ジャック 無料)、バゲルカーニ外務次官は10月27日、ブリュッセルでモラ次長と会談後、「モラ次長と建設的な議論ができ、11月末までに交渉を開始することで合意した。詳しい日程は来週中に発表される」とツイートしていた(10月27日IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

ただし、IRNAは11月2日、「交渉の目的は、話し合いのための話し合いではなく、相互利益の尊重に基づいて具体的な結果を達成することだ」とするアミール・アブドゥラヒヤーン外相のコメントも掲載している(11月2日IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)

(イラン)

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