米国、新型コロナワクチン接種完了条件に陸路・フェリーでの不要不急の外国籍者入国許可、11月8日から
(米国、メキシコ、カナダ)
ニューヨーク発
2021年11月02日
米国土安全保障省(DHS)は10月29日、米国に陸路またはフェリーで入国する外国籍者について、新型コロナウイルスのワクチン接種が完了していれば不要不急の目的でも、11月8日から入国の許可を開始すると正式に発表した(関連ブラック ジャック やり方)。
陸路またはフェリーによる外国籍者の不要不急の入国は、2020年3月20日から禁止されている。11月8日以降、外国籍者の渡航者は入国手続きの際にワクチン接種完了の証明を提示するとともに、接種完了状況と入国の目的を口頭で証明することが求められる。接種により入国が認められるワクチンは世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに含まれているものに限られる(注1)。また、18歳未満の未成年者は接種義務の対象外だ(注2)。
DHSはまた、陸路・フェリーによる入国規制の緩和とワクチン接種の義務化に関しては、計画どおり段階的に実施(関連ブラック ジャック ルール)する予定で、2022年1月からは必要不可欠な渡航者に対してもワクチン接種完了の証明の提示を義務づけるとしている。現時点では、陸路・フェリーで入国の際に感染テストを受けて結果を提示する必要はない。
外国籍者が空路で渡航する場合も、11月8日からワクチン接種完了証明の提示が求められ(関連ブラック クイーン ブラック)、今後の米国への渡航にはワクチン接種完了が不可欠となる見込みだ。
(注1)11月2日現在、ファイザー・ビオンテック、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、アストラゼネカ、シノファーム、シノバック、また、セラム・インスティトュート・オブ・インディア(SII)製「コビシールド」が緊急使用リストに含まれる。
(注2)ガイダンスの詳細はFAQを参照。
(吉田奈津絵)
(米国、メキシコ、カナダ)
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