ブラック ジャック 遊び方、カナダのフィンテック企業を集め、ピッチイベントを開催
(カナダ、日本)
トロント発
2021年11月22日
ブラック ジャック 遊び方は在日カナダ大使館との共催で、11月17日に「カナダ・フィンテック・スタートアップ・イベント」をオンラインで開催した。今回のカナダでのイベントは、英国、イスラエル、シンガポールなどに続く6カ国目で、カナダ企業6社のピッチと個別説明に対し、日本側は銀行、証券、保険などの金融機関やシステムインテグレーターから約70人が参加した。
冒頭、カナダのフィンテック業界団体TFIのブラック ジャック 遊び方ニファー・レイノルズ会長兼最高経営責任者(CEO)があいさつし、北米2位の金融センターで、テック市場としては最速で拡大中のトロントを中心としたカナダのフィンテック・エコシステムや、同国の強みとしての人工知能(AI)技術などを紹介した。
登壇した6社は各分野でユニークな技術を持つ企業で、主に銀行向けとしては、基幹システムと疎結合で連携し、自由な金融商品開発を可能にするザフィン(Zafin)、顧客のオンラインバンキング利用状況に応じて最適なサービスを提案するフライビッツ(Flybit)が参加した。金融資産管理の分野では、ブーステッド・AI(Boosted.AI)が金融機関の既存ポートフォリオを学習し、経済指標の価値への影響をモデル化して構成の最適化を支援する製品を、リスクフュール(Riskfuel)はAIがポートフォリオリスク計算を学習して、既存のバッチ処理と同等で100万倍効率的に動作するモデルを生成する技術をそれぞれ提案した。また、ブリムファイナンシャル(Brim Financial)は会員向けポイントやスマートフォンアプリ発行者向けのセキュリティ、データ分析など、クレジットカード発行に必要な機能を統合し、独自ブランドカードを最短8週間で提供可能にする基盤を、バネクス(Baneks)はP2P技術を用いた中国人コミュニティ向け国際送金アプリを紹介するなど、異なる切り口から日本の金融市場参入への関心を寄せた。
後半の各社の個別説明も盛況で、技術的に細かな部分まで込み入った質疑応答がなされ、参加者の自社金融サービスのデジタル化促進に向けた、登壇各社の技術への期待がうかがえた。ブラック ジャック 遊び方による各国別フィンテック海外企業との交流イベントシリーズは、今後も開催の予定。
(上地禅)
(カナダ、日本)
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