新型コロナウイルス治療薬の臨床試験計画を追加承認、14製品が臨床試験中
(韓国)
ソウル発
2021年09月14日
韓国の食品医薬品安全処は9月9日、チンウォン生命科学が申請した新型コロナウイルス感染症治療薬「GLS-1027」の安全性と有効性を評価するための第2相臨床試験計画を承認したと発表した。韓国での新型コロナウイルス感染症治療薬の臨床試験計画が承認された製品は、22製品(20成分)、このうち、臨床試験が進行中の製品は14製品(13成分)だ(9月8日現在、添付資料表参照)。
ちなみに、食品医薬品安全処では、7月14日に国内の新型コロナウイルス感染症治療薬の開発事業者との間で、開発のために必要な政府の支援策などを議論する懇談会を開催している。懇談会の場で開発事業者は、(1)臨床試験計画書の作成などの設計支援、(2)迅速な臨床試験の承認、(3)臨床試験の対象者募集のための実写 版 ブラック ジャック共有、(4)開発された治療薬の政府備蓄、(5)緊急使用の承認などを要請している。
また、保健福祉部は、新型コロナウイルス感染症治療薬の開発事業者の要請を含めた2020~2022年の3年間の新型コロナウイルス感染症治療薬の開発予算は1,552億ウォン(約145億円、1ウォン=約0.094円)(注)と説明している。
(注)2020年:450億ウォン、2021年:627億ウォン、2022年:475億ウォンの合計。なお、ワクチン開発予算はここには含まれていない。
(当間正明)
(韓国)
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