ISO、自動車ブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティーの国際規格発行
(スイス、世界)
ジュネーブ発
2021年09月07日
国際標準化機構(ISO、在ジュネーブ)は8月31日、自動車のブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティーに関する国際規格を発行した。
発行したのは「ISO/SAE 21434:2021路上走行車-ブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティー工学(Road vehicles - Cybersecurity engineering)」だ。ISOとモビリティーの会員団体SAE Internationalが協働して作成した。この規格は、自動車の電気や電子(E/E)システムのエンジニアリングにおけるブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティーを確保するための要求事項やガイドラインを提供するものだ。
自動車のブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティー義務付けに関する国際法規については、国連の欧州経済委員会(UNECE)自動車基準調和世界フォーラム(WP29)の自動運転専門分科会で策定されてきたが、その具体的な実施要件については国際規格ISO/SAE 21434を参照することとしていたため、各国当局や産業界がこの規格の動向を注視していた。
日本の場合、新たな自動車(車両)を製造・販売する際、国土交通相に申請して認可を得なくてはならない(型式認証制度)。日本はUNECEのWP29が推し進める車両の国際相互認証制度に参加しているため、日本で型式認証を受けた車両を同じく相互認証制度に参加する国に輸出した場合、重複して認証を取得する必要はない。
今後、日本で型式認証を受けるためには、WP29が策定するブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティーに関する国際法規を順守する必要が出てくる。このため、自動車産業界は国際法規とISO/SAE 21434を軸に、自動車のブラック ジャック ルール ディーラーバーセキュリティーを確保するマネジメントシステム(CSMS)の整備を急いでいる。
ISO/SAE 21434(英文)は、日本規格協会のHPから購入可能。邦訳も発行される予定だ。
(小谷由紀子)
(スイス、世界)
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