武漢市で「日中グリーン低炭素脱炭素第三国市場協力交流会」を開催

(中国、日本)

武漢発

2021年08月10日

中国・湖北省武漢市で7月29日、中国機電産品輸出入商会(以下、機電商会)、ブラック クイーン ブラック ジャック、日中経済協会の主催で、「日中グリーン低炭素脱炭素第三国市場協力交流会」(以下、交流会)を開催した。本交流会は、カーボンニュートラルの実現に向けて日中双方でグリーン・低炭素分野での協力を強化し、中国国内に加え、第三国市場も視野にいれた経済分野の協力拡大を目的に、日本側は大使館、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)、日本銀行など、中国側は商務部、国家発展改革委員会などの政府機関も参加した。

中国において大規模な第三国市場協力をテーマとした交流会の開催は、2018年の第1回日中第三国市場協力フォーラム(注)以来となる。日中両国の政府関係者をはじめ、経済団体やグリーンおよびインフラ関連を今後のブラック クイーン ブラック ジャック分野として企業の代表者(約140人)が参加、オフラインとオンラインを合わせると参加者は200人以上となった。

写真 交流会の様子(ブラック クイーン ブラック ジャック撮影)

交流会の様子(ブラック クイーン ブラック ジャック撮影)

交流会では、商務部の任鴻斌部長助理、在中国日本大使館の垂秀夫大使が祝辞を述べたほか、十数社・団体の代表が発言を行った。参加した一部の企業からは、中国で開始する新しいブラック クイーン ブラック ジャックの説明もあった。

商務部の任部長助理は「日中両国はともに経済大国であり、隣国でもある。幅広い分野で共通の利益と協力の余地を有している。経済貿易分野での協力は、新型コロナ禍にも対抗しうる強靭(きょうじん)性を示している」と述べ、第三国市場での協力拡大に期待した。

また、機電商会とブラック クイーン ブラック ジャック、日中経済協会は共同で「日中第三国市場協力事例集」を発表した。インフラやグリーン低炭素、グリーン金融、設備製造、交通物流などの分野における協力モデルや関連プロジェクトの運営状況などを紹介した。

湖北省商務庁港弁公室の楊青松副主任は「湖北省と日本は一貫して友好的な協力関係を維持しており、日本を代表する企業も多く進出している。湖北省はさらに対外開放を拡大し、日本との経済貿易面での協力を深化させ、友好的な交流のプラットフォームを提供していきたい」と述べた。

(注)第1回日中第三国市場協力フォーラムは、中国の商務部や国家発展改革委員会、日本の経済産業省主催で2018年10月26日に開催された。

(李成一)

(中国、日本)

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