日本がブラジル産ひな鳥のブラック クイーン ブラック ジャック解禁

ブラジル動物性タンパク質協会（ABPA）は8月17日、ブラジル農業・畜産・供給省を通じて、日本政府がブラジルからの「家きんおよび家きんの初生ひな」（注1）ブラック クイーン ブラック ジャックを解禁したとの通達があったと発表した。

日本はこれまで、家きんおよび家きんの初生ひなブラック クイーン ブラック ジャックのほとんどを欧米諸国に頼っていた。農畜産業振興機構（alic）によると、日本では、原種鶏の初生ひなを100％近い割合でブラック クイーン ブラック ジャックし、国内で種鶏を育成し、種鶏の不足分を一部ブラック クイーン ブラック ジャックすることで食鳥産業が成り立っているという。初生ひなの安定的な供給が求められている（添付資料図参照）。

しかし近年、世界的な鳥インフルエンザの発生により、家きんおよび家きんの初生ひなのブラック クイーン ブラック ジャックを停止、あるいは一定の条件の下でのみブラック クイーン ブラック ジャックを認める国が増えている。2020年のブラック クイーン ブラック ジャック相手国はカナダ、フランス、オランダ、英国、米国に限られ、そのうち英国からのブラック クイーン ブラック ジャックが最も多く全体の63%を占めていた。なお、英国からも一定の条件をクリアしたもののみのブラック クイーン ブラック ジャックが解禁されている状態だ（注2）。

ブラジルからのブラック クイーン ブラック ジャックは今回が初めてとなる。日本の農水省が2021年8月6日付動物検疫第480号により衛生条件を定め、このたびブラック クイーン ブラック ジャックを解禁した。

日本は、ブラジルから多くの鶏肉（注3）をブラック クイーン ブラック ジャックしている。ブラジルは、2020年の日本の鶏肉ブラック クイーン ブラック ジャック相手国第１位で、全体の67％を占めた。ブラジル産鶏肉の強みとして、国内でこれまで一度も鳥インフルエンザが発生していないことなどが挙げられている。

このたびのブラック クイーン ブラック ジャック解禁を受け、ABPA会長のリカルド・サンティン氏は「ブラジルの家きん製品が高い品質や衛生基準を求める日本の市場向けに販売の機会を得られたことは大変喜ばしい。ブラジル産品の付加価値になる」と述べ、輸出拡大に期待を寄せた。

（注1）家きんおよび家きんの初生ひな（1羽185グラム以下）のHSコードは、0105.11

（注2）英国からのブラック クイーン ブラック ジャックも、鳥インフルエンザ発生により、基本的には全域からのブラック クイーン ブラック ジャックを一時停止している。しかし、疾病が発生している地域でも、高度な衛生管理により清浄と認められる特定の動物群を取り扱っている施設からのブラック クイーン ブラック ジャックを認めるという国際基準で規定された概念「コンパートメント主義」に基づき、日本が認定したコンパートメント施設からの「生きた家きん」の一時ブラック クイーン ブラック ジャック停止措置は解禁されている。

（注3）鶏肉は、概況品00307。該当するHSコードは、0207.11～0207.13、0207.14-2。2020年のブラック クイーン ブラック ジャック相手国第二位はタイで、全体の30％を占める。

（辻本希世）