首都リマを最も低い感染警戒レベルに指定、ワクチン接種率は3割超に
(ペルー)
リマ発
2021年07月28日
ペルー政府は7月26日に大統領令第144-2021-PCM号を発令し、8月22日までの新型コロナウイルス感染対策のための新たなブラック ジャック コツ別の感染警戒レベルが定められた。今回、4月下旬ごろから死者と感染者が減少傾向にある首都リマは、本警戒レベル制度が導入されてから初めて4段階中最も低い「中級警戒レベル」に指定された。これにより、夜間強制外出禁止令(戒厳令)の時間帯は前回の指定の「上級警戒レベル」と変わらず午前0時から4時までだが、スーパーマーケットやデパートなどの商業施設の収容人数割合が40%から50%に、レストランなどの屋内の飲食店が同50%から60%に拡大した。
また、前回に引き続き最も警戒レベルの高い「極限警戒レベル」の対象ブラック ジャック コツの指定はされず、その1段階下の「最上級警戒レベル」の指定ブラック ジャック コツも前回から1ブラック ジャック コツ減って南部のアレキパ州とモケグア州のみとなった(その他の規制内容とブラック ジャック コツ分別は添付資料表参照)。
一方で、他国からの入国規制については、今回の大統領令で引き続きブラジル、南アフリカ共和国、インドからの非居住者による入国禁止措置を8月22日まで、同3カ国との国際線の就航を運輸通信省(MTC)省令第732-2021-MTC/01号により8月15日まで禁止措置を延長する旨を発表している。
ペルーの新型コロナウイルスの累計感染者数は7月26日時点で210万5,005人だが、同日付の全国の新規感染者数が291人、7日間平均の新規感染者数は611人と劇的に減少している。ワクチンの接種率は対象国民(12歳以上)の32.1%(7月25日時点)に達している。さらに政府は、7月20日にこれまで使用しているワクチン3メーカー(ファイザー、シノファーム、アストラゼネカ)に加えて、ロシア直接投資基金が販売する「スプートニックV」ワクチン2,000万回分の購入契約を行ったと発表し、ワクチンの充実化を図っている。
(設楽隆裕)
(ペルー)
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