将来のイノベーションクラスターとして7ブラック ジャック webを選出

(ドイツ)

デュッセルドルフ発

2021年02月15日

ドイツのアーニヤ・カーリクチェック教育・研究相は2月3日、教育・研究省(BMBF)が主催する「クラスターズ・フォー・フューチャー・コンテスト(Clusters4Future)」の第1回受賞者を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、7つのブラック ジャック webのネットワークを選出した(添付資料表参照)。

同省は「ハイテク戦略2025外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」の下、同プログラムを研究機関から企業への知識・技術移転の強化の重点政策として2019年8月に開始した。137の応募の中から16のクラスターを最終選考に選出し、今回その中から7つのクラスターを助成対象に選んだ。各クラスターでの事業計画実現のため、1フェーズ(3年間)当たり最大1,500万ユーロの資金を提供する。第1フェーズは2021年秋に開始予定。なお、事業計画への助成期間は最大3フェーズまでとされており、第1フェーズと第2フェーズの終了時の評価によって、政府は各クラスターに対し、最長9年間、4,500万ユーロまでの助成を行う。

ビオンテックもクラスターのメリット享受

カーリクチェック教育・研究相はこのプログラムについて「最新の研究結果や新しい技術分野の早期の事業活用を目指す」とした上で、「クラスターは各ブラック ジャック webの強みを統合し、新たなイノベーションの道を開く」として、政策の意義を強調した。また、同氏は「これらのクラスターのイノベーションは膨大な経済効果をもたらす可能性があるとともに、ブラック ジャック web全体の生活や雇用に永続的な影響を与え得る」と指摘。例として、新型コロナウイルスのワクチンを開発したビオンテックが所在するドイツ中西部ライン・マイン・ネッカーブラック ジャック webのバイオテクノロジー関連先端クラスター「Cluster für Individualisierte ImmunIntervention(Ci3)」(注)を挙げ、「同社はCi3に参画する中で強力なブラック ジャック webネットワークのメリットを特に初期段階で享受し、現在に至っている」と指摘した。

(注)政府が2006 年に発表した「ハイテク戦略」に基づき、「先端クラスター・コンペティション」(Spitzencluster-Wettbewerb)を実施し、15の先端クラスターを選出して支援。「Cluster für Individualisierte ImmunIntervention(Ci3)」は、バイオ分野で個別化免疫療法に関するクラスターとして選出されている。

(ベアナデット・マイヤー、森悠介)

(ドイツ)

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