イラン、日本など変異種発生国からの入国を制限

(イラン)

テヘラン発

2021年01月28日

イラン政府は1月27日、日本、英国、ジンバブエ、アンゴラ、モザンビーク、ナミビア、ボツワナ、マラウイなど、新型コロナウイルス変異種の発生が確認されている国からの入国と、イランに到着する14日以内に、これらの国々に滞在歴のある外国人の入国を原則禁止すると発表した〔1月27日付イスラム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

当該国に滞在歴があっても、現地のイラン大使館からの許可証があれば14日間の隔離を条件に入国できるとしているが、許可証の取得方法などについては言及がなかった。なお、当該国に滞在歴のあるイラン国籍保有者の帰国については、入国後14日間の隔離を条件に認めるとしている。また、イラン到着14日以内に欧州に滞在歴のある外国人にも、14日間の隔離が義務付けられた。

英国便については、1月26日時点でイラン航空が週1便運航していたが、2月19日までの運航停止を発表した。なお、1月27日現在、在日イラン大使館ホームページには掲載されていないが、航空会社によっては2月23日までにテヘランに到着する成田空港や関西空港発の便が予約できない状況になっているとの報告もあるため、注意が必要だ(1月27日付外務省ハイパーブラックジャック安全ホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)

(イラン)

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