第3回輸入博の成約額は過去最高、第4回開催日も決定
(中国)
上海発
2020年11月17日
上海で11月5日に開幕した「第3回中国国際輸入博覧会(CIIE2020)」(以下、輸入博)が10日に閉幕した。中国国際輸入博覧局の孫成海副局長によると、今回の成約額は前回より2.1%増の726億2,000万ドルになった。累計入場者数は65万人で、40万人近くのバイヤー登録があった。
次回の第4回輸入博の日程も決まり、上海市国家会展中心で2021年11月5日から10日まで開催される。既に9月28日から出展申し込みを開始している(第4回輸入博申し込みサイト)。孫副局長によると、米国のクアルコムやダウ・ケミカル、カーギル、スイスのネスレ、韓国の現代自動車のほか、トヨタ自動車や資生堂、パナソニックなどの日本企業をはじめ、100社を超える中国内外の企業が出展申し込みを行っているという。
報道によると、第4回輸入博の企業展示は、従来の6大展示エリア(「技術設備」「消費財」「医療機器・医薬保健」「食品・農産品」「サービス貿易」「自動車」)を引き続き設置するとしている。
(侯恩東)
(中国)
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