「新型コロナ禍」の中、ブラック ジャック やり方 カジノ
(チリ)
サンティアゴ発
2020年10月27日
新型コロナウイルスの影響が完全には終息していない中だが、チリの首都サンティアゴで新たな日本食レストラン「ももたろう(Momotaro)」が営業を開始した。デリバリー限定で、10月1日からは新設したウェブサイトを通じての注文も受け付けている。創業者の1人の河本涼生氏に、営業のコンセプトや開店の経緯などについて、ジェトロがインタビューを行った(9月23日)。
(問)なぜこの時期に開業することとなったのか。
(答)もともとは2019年中に開業を予定していたが、その年10月から本格化した反政府デモや、その後の新型コロナウイルスの影響により、頓挫していた。政府が課す外出規制により、国民の自由な生活が制限される中、「ラーメンをはじめとするおいしい日本食の味を低価格で家庭に届けたい」「日本食のおいしさとともに、自分で調理をする喜びを家庭で味わってもらいたい」という思いから、デリバリーに限定するかたちではあるが、この時期の開業に至った。
(問)現在の営業形態は。
(答)調理や料理の監修、店舗の運営は日本人2人を含む計3人だけで行っている。注文はインスタグラムより受け付けており(現在ではウェブサイトも稼働中)、配達日は水曜日と土曜日のみだが、サンティアゴ全域への対応が可能。
(問)取り扱っているメニューは。
(答)現在はラーメン(みそとしょうゆに加え、ベジタリアン向けも用意)、お好み焼き、混ぜそば(冷麺)の3種を取り扱っている。価格は4,990ペソ(約649円、1ペソ=約0.13円)で均一だ。人気メニューはやはりラーメンで、注文のほとんどはチリ人による。
(問)食材の調達などはどのように行っているのか。
(答)麺のみ米国からの輸入で調達しているが、その他の具材などは全てチリ国内で入手している。
(問)チリ人向けに味を改良するなどの試行錯誤はあったのか。
(答)基本的には日本由来のおいしいラーメンの味は、チリ人の舌にも受け入れられると考えている。従って、日本のラーメンの味をチリで再現することが1つのコンセプトで、自信を持っているので、在チリの日本人の方々にも是非試していただきたい。
(佐藤竣平)
(チリ)
ビジネス短信 6f23b5491ea9b364