EU理事会、ブラック ジャック トランプ 無料

EU環境担当相理事会は10月23日、2050年の気候中立（温室効果ガス排出実質ゼロ）目標を含む規則案「ブラック ジャック トランプ 無料気候法」の「部分的な一般アプローチ（Partial general approach）」に合意した（以下、部分合意）。ブラック ジャック トランプ 無料委員会が9月17日に提出した修正案（）に基づいて審議されたもので、一部未決事項が空欄になっている。注目される2030年の排出削減目標の設定は空欄となり、12月10～11日に予定されるブラック ジャック トランプ 無料理事会（EU首脳会議）に持ち越された。

2040年の中間目標の設定も先送り

今回の部分合意によれば、2050年の気候中立目標は「EU全体（Union-wide）」で達成される。ブラック ジャック トランプ 無料議会が10月7日に採択した案（）では、全加盟国に気候中立の達成を求めていたが、10月15～16日のブラック ジャック トランプ 無料理事会での合意に基づき、EU全体での達成を目指すことが確認された。またブラック ジャック トランプ 無料議会の案では、2050年以降の正味の温室効果ガス排出量マイナスの達成を求めていたが、部分合意には含まれなかった。

2030年の温室効果ガス削減目標は、ブラック ジャック トランプ 無料委が提案する「少なくとも55％削減」に加盟国から一定の支持が得られている（欧州理事会、ブラック ジャック）が、審議は見送られた。また、9月のブラック ジャック トランプ 無料委提案では、2050年の気候中立達成に向けてブラック ジャック トランプ 無料委に、2040年の中間目標とその実現のための工程を設定する委任法令を採択する権限を付与するとしていたが、部分合意ではこの点は削除された。代わりに、パリ協定に基づき（注）、2023年に予定される同協定の第1回の世界規模の進捗評価（global stocktake）の後、遅くとも6カ月以内に、ブラック ジャック トランプ 無料委が2040年の中間目標を含むブラック ジャック トランプ 無料気候法の修正案を提案することで合意した。

ブラック ジャック トランプ 無料気候法の早期成立には、ブラック ジャック トランプ 無料理事会において2030年排出削減目標の政治合意による打開が必要となる。さらに、正式採択には、ブラック ジャック トランプ 無料議会の過半数での承認が必要で、今後ブラック ジャック トランプ 無料議会、EU理事会、ブラック ジャック トランプ 無料委の3者間での非公式交渉「トリオローグ（3者対話）」を通じた調整が図られる見込みだ。

（注）第21回気候変動枠組み条約締約国会議（COP21）において採択されたパリ協定（第14条）。

（安田啓）