EUの第2四半期GDP成長率、前期比カジノ 無料ナス11.4%
(EU、ユーロ圏)
ブリュッセル発
2020年09月11日
EU統計局(ユーロスタット)は9月8日、第2四半期(4~6月)のEUとユーロ圏の実質GDP成長率を発表した。多くの加盟国で新型コロナウイルスに関する制限措置が実施されたことを受け、EU27カ国とユーロ圏19カ国の実質GDP成長率(季節調整済み)は、前期比でそれぞれカジノ 無料ナス11.4%、カジノ 無料ナス11.8%となった(添付資料表1参照)。前年同期比ではそれぞれカジノ 無料ナス13.9%、カジノ 無料ナス14.7%に達した。既に第1四半期(1~3月)の時点で統計が開始された1995年以来最大の落ち込み幅となっていたが、今回さらにその記録を更新した(2020年6月18日記事参照)。
EUの実質GDP成長率(前期比)を需要項目別でみても、軒並みカジノ 無料ナス成長の厳しい結果となった。個人消費が前期比12.0%減(寄与度:カジノ 無料ナス6.3ポイント)、総固定資本形成が前期比15.4%減(同カジノ 無料ナス3.4ポイント)と大きく落ち込んだほか、輸出18.8%減(同カジノ 無料ナス9.3ポイント)、輸入17.8%減(同プラス8.2ポイント)となった。政府消費支出は前期比2.4%減(寄与度:カジノ 無料ナス0.5ポイント)と比較的緩やかな落ち込みにとどまった。
EUの実質GDP成長率(前期比)を国別でみると、データ発表済みの全ての国でカジノ 無料ナス成長となった(添付資料表2参照)。フィンランド(カジノ 無料ナス4.5%)が最もカジノ 無料ナス幅が小さく、最も下落率が大きかった加盟国はスペイン(カジノ 無料ナス18.5%)だった。クロアチア(カジノ 無料ナス14.9%)、ハンガリー(カジノ 無料ナス14.5%)、ギリシャ(カジノ 無料ナス14.0%)、ポルトガル(カジノ 無料ナス13.9%)、フランス(カジノ 無料ナス13.8%)、などの落ち込みも大きかった。また1月末にEUを離脱した英国はカジノ 無料ナス20.4%を記録した。
なお欧州委員会は7月7日に発表した夏季経済予測において、加盟国によって状況は異なるものの、2020年後半には経済の回復が予想されると指摘している(欧州委、2020年のEUの成長率見通しをブラック)。
(大中登紀子)
(EU、ユーロ圏)
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