日立オートモティブ電動機システムズ、米国に新会社を設立
(米国)
ニューヨーク発
2020年09月14日
日立オートモティブ電動機システムズは9月4日、米国ケンタッキー州ベレア市に、電動車両用モーターの開発と製造、販売を行う新会社として、同社が100%出資するHitachi Automotive Electric Motor Systems Americaを8月19日に設立したと発表した。
新会社は2022年を目標に、新型コロナウイルスの影響を考慮しながら、同市にあるグループ会社の日立オートモティブシステムズ内に設置する製造ラインで、電気自動車(EV、注)用モーターの量産を開始する。報道によると、同社は2023年までに約200人の従業員を雇用する予定という(「オートモーティブ・ニュース」9月8日)。
日立オートモティブ電動機システムズは、2017年7月に日立オートモティブシステムズが51%、ホンダが49%を出資して茨城県に設立したEV用モーターの製造・販売会社。同社は、2025年時点でのEVの世界需要が年間1,900万台にまで拡大するとの見込みから、モーターの需要増を踏まえたブラック ジャック 確率展開を開始し、2017年11月には中国の広東省に開発・製造・販売拠点を設立した。今回の新会社の設立で、米国での需要拡大に向けた新たな事業基盤の確立を狙う。
(注)ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(HPV)を含む。
(大原典子)
(米国)
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