バーデン・ビュルテンベルク州、ブラック クイーン ブラック ジャック
(ドイツ)
ミュンヘン発
2020年08月11日
シュツットガルトを州都とするドイツ南部のバーデン・ビュルテンベルク州政府は7月30日、バーデン・ビュルテンベルク電力(EnBW)が州内15都市に整備する電気自動車用の急速充電ブラック クイーン ブラック ジャック助成することを発表した。EnBWはこのプロジェクトに約1,000万ユーロを投資、うち約3割を州政府が負担する。
連邦政府は2030年までに国内で700万から1,000万台の電気自動車(EV)の導入を目標に掲げる。EV普及のためには充電ブラック クイーン ブラック ジャックの拡充が必要との指摘が多い。州政府は「電気自動車市場拡大・州イニシアチブIII」の枠組みの中で、今回のプロジェクトを実施する。
本プロジェクトの名称は「バーデン・ビュルテンベルク州・都市部における急速充電施設(USP-BW)」。EnBWがシュツットガルト、ハイデルベルク、マンハイムなどの州内15都市に16の急速充電ブラック クイーン ブラック ジャック整備する。プロジェクトの初の充電施設はシュツットガルト都市部で今秋にも開始の見込み。施設では最大300キロワットの次世代充電設備が用意され、空の状態のバッテリーの満充電に必要な時間は数分だという。
今回のプロジェクトの特徴は、ブラック クイーン ブラック ジャック都市部に設置する点だ。都市部では利用が頻繁で、利用者の属性も多様だ。今回、EnBWが整備する施設は研究施設としての機能も備える。具体的には、利用状況に関するデータを活用し、接続されたEVにとって、コスト面、エネルギー効率面で最適なマネジメント方法を研究するほか、できる限り短い時間で多くのEVを充電すべく、利用者属性や充電に対する態度を分析、電力系統への影響なども研究する。
EnBWはバーデン・ビュルテンベルク州のカールスルーエに本社がある電力会社だ。同社は市町村など78のパートナーと協力したプロジェクトを通じて2019年末までに州内の充電ブラック クイーン ブラック ジャックの整備を進めた。同州内では、10キロ四方内に最低1つの通常充電ブラック クイーン ブラック ジャック、20キロ四方内に最低1つの急速充電ブラック クイーン ブラック ジャックがある状態まで整備できたという。EnBWのフランク・マスティオ社長は、「今回のプロジェクトで充電網が強化されることは喜ばしい」とコメントしている。
連邦エネルギー・水道事業連合会(BDEW)によると、2020年4月24日時点で、バーデン・ビュルテンベルク州内の公共充電ブラック クイーン ブラック ジャックは4,950カ所で、バイエルン州(6,353カ所)に続く第2位のブラック クイーン ブラック ジャック数となっている(2020年6月24日記事参照)。
(クラウディア・フェンデル、高塚一)
(ドイツ)
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