韓国政府、社会的距離の確保段階の体制を再整備
(韓国)
ソウル発
2020年07月07日
韓国で新型コロナウイルスの防疫を担当している中央事故収拾本部は6月28日、全ての生活様式の基準段階の名称を「社会的距離の確保」に統一し、感染流行の深刻性および防疫措置の強度に基づき、3段階に区分すると発表した。
これまでは、(1)社会的距離の確保(2月29日~3月21日)、(2)強化した社会的距離の確保(3月22日~4月19日)、(3)緩和された社会的距離の確保(4月20日~5月5日)、(4)生活の中での社会的距離の確保(5月6日~現在)など、期間に応じて重点となる対応策が講じられてきた。今回、新たなに対応レベルを3段階に定め、それぞれの条件や基準を明確化した。
今回の発表では、1段階から2段階に移行する際は、現在の医療体制で対応可能な水準内で患者が発生しているか、2段階から3段階への転換は、感染が急激かつ大規模に拡散しているか、など複数の参考指標(添付資料表1参照)を基に考慮し、総合的に判断するとした。また、段階別に防疫措置の具体的な内容(添付資料表2参照)を示した。
〔諸一(ジェ・イル)〕
(韓国)
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