前外相に続いてダンカン副ブラック ジャック ディーラー ルールが辞職、クリバリ首相の死去で選挙情勢が不透明に

コートジボワールブラック ジャック ディーラー ルール府は7月13日、アラサン・ワタラブラック ジャック ディーラー ルールが7月8日付でダニエル・ダンカン副ブラック ジャック ディーラー ルールの辞表を受理したと発表した。ゴン・クリバリ首相が8日に急死したばかりで、ワタラブラック ジャック ディーラー ルールは側近を相次いで失った。2018年末には、与党連合「民主主義と平和のためのウッフェ主義者連合（RHDP）」を構成していた主要政党のコートジボワール民主党（PDCI）が離脱するなど、ブラック ジャック ディーラー ルール選挙を前に、ワタラ政権の求心力の低下が鮮明となっている。

現地報道によると、同副ブラック ジャック ディーラー ルールは2月27日にワタラブラック ジャック ディーラー ルールへ「一身上の都合」で辞任を申し出ていたが、再三にわたり再考を促された末、最終的に辞表の受理に至ったとされる。

コートジボワールでは、10月31日にブラック ジャック ディーラー ルール選挙が予定されている。ワタラブラック ジャック ディーラー ルールは不出馬を表明し、後継者として3月にクリバリ首相が指名され、RHDPの公認統一候補として立候補の予定だった。有力候補とみられていた同首相の死去で、3カ月後に迫った選挙戦への影響は避けられない見通しだ。

健康に不安を抱えるクリバリ首相の指名をめぐっては、RHDP内で意見の不一致があったとされる。ワタラブラック ジャック ディーラー ルールの側近のマルセル・アモン＝タノー前外相が3月に辞任したのに続き、ダンカン副ブラック ジャック ディーラー ルールも辞任し、内部の亀裂が広がっているとみる向きが多い（アフリカ・インテリジェンス7月15日）。

次期ブラック ジャック ディーラー ルール選をめぐってRHDP各党の思惑が交錯し、離脱したPDCIは6月末、コナン・ベディエ元ブラック ジャック ディーラー ルールを公認候補に指名するとともに、最大野党イボワリアン人民戦線（FPI）との結束を強めている。また、2010年の内政混乱でワタラブラック ジャック ディーラー ルールの政権掌握に大きな役割を果たしたギヨーム・ソロ元首相は、早くから立候補の意向を表明していたが、現在、亡命を余儀なくされている。

ワタラ政権の求心力低下が表面化する中、後継者のクリバリ首相の死去によって、ワタラブラック ジャック ディーラー ルールが翻意し、続投を目指す可能性も報じられている。2期10年の任期を務めた76歳のワタラブラック ジャック ディーラー ルールは国際社会に対し、「政権の世代交代」を約束し、フランスのマクロンブラック ジャック ディーラー ルールは3月、これを「歴史的な決断」として称賛した。西アフリカ諸国経済共同体（ECOWAS）は、任期2期の順守を勧告している（アフリカ・インテリジェンス7月15日）。

憲法で禁じられる3期目の出馬を強行すれば、国内政治勢力の反発や、国際社会の圧力を招くのは必至とみられ、選挙情勢は不透明さを増している。

（渡辺久美子）