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(中国)
広州発
2020年06月02日
広州市は5月8日、新インフラ建設(注)について記者発表を行い、「広州市デジタル新インフラ建設発展3年行動計画」の内容を紹介した。行動計画では、以下の4項目の専門プロジェクトを実施するとしている。
- 2022年までに第5世代移動通信システム(5G)基地局を8万カ所建設し、総投資額は約300億元(約4,500億円、1元=約15円)とする
- 広東省・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)人工知能(AI)産業クラスター、国家級AIイノベーション発展試験区などを建設し、スマートロボットやスマート自動車などの重点産業を発展
- 産業のインターネット(Industrial Internet)プラットフォームを整備し、工業企業の互いの連携を強化
- 広州市内に7万カ所の充電・バッテリー交換ステーションを建設
併せて、広州市は5月8日、デジタル新インフラ建設プロジェクトの契約調印式を行った。契約した案件は5G、ビッグデータセンター、AI、自動運転、充電ステーションなどを含む計73件で、総投資額は約1,800億元となった(「広州日報」5月8日)。
送配電会社の南方電網(本社:広州市)は今後4年間で、広東省・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)と中国(海南省)自由貿易試験区、広西チワン族自治区、雲南省、貴州省の主要都市で150カ所の大規模充電ステーション、38万カ所の充電スタンドの整備を計画している(「中国汽車報網」5月13日)。
(注)中国語の「新型基礎施設建設」を指し、5G、データセンター、AI技術などを支えるデジタルインフラ、充電スタンドをはじめとする次世代交通インフラなどを指す。
(梁梓園)
(中国)
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