強制自宅待機措置を5月25日まで延長、自動車販売など段階的に活動再開
(コロンビア)
ボゴタ発
2020年05月07日
イバン・ドゥケ大統領は5月5日夜、現在実施中の強制外出禁止措置を5月25日まで延長すると発表した。これにより、3月25日から始まったコロンビア全土における外出禁止期間は62日間となる(ボゴタ市は67日間)。新型コロナウイルス感染症患者が確認されていない自治体については、保健省が証明書を発行した上で、経済活動を再開することを認めた。ただし、人の密集は禁止、レストランは宅配や持ち帰りのみ、イベント開催禁止などの制限付きとなる。
ドゥケ大統領はまた、家具、自動車、機械製造など以下16の経済活動について5月11日以降に再開することを認めた。再開に当たっては、保健省が定める防疫対策をとることを義務付ける。
- 家具およびベッド製造
- 自動車およびトレーラー製造
- ブラック ジャック ストラテジー・電子・光学機器製造
- 機械・設備製造
- 自動車のメンテナンスおよび修理
- IT機器のメンテナンスおよび修理
- 自動車の卸売りおよび小売り(部品や付属品を含む)
- 家具および家庭用品の卸売り(衣類を含む)
- 機械・設備の卸売り
- ペット用品の小売り
- 建設資材、金物、ガラス製品、塗料の小売り
- 自動車用の燃料、潤滑剤、添加剤、洗浄剤の小売り
- 書籍、新聞、文房具の小売り
- ランドリーサービス(宅配のみ)
- 車両、装置、ボート、農業用または漁業用機械のメンテナンスならびにスペアパーツの供給
- 自動車故障診断サポートセンター
5月6日時点で、国内の感染者数は8,959人、死者数は397人となっている。保健省は、国内の感染ピークは6月下旬から7月上旬になると見通している。
(茗荷谷奏)
(コロンビア)
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