経済活動再開ワーキンググループを設立、30日以内に戦略案を発表
(ペルー)
リマ発
2020年05月07日
マルティン・ビスカラ大統領は、緊急事態宣言45日目の4月29日の記者会見の場で、段階的な経済活動の再開を検討する多部門の代表で組織したワーキンググループの設立を発表した。また、経済財政省(MEF)も、同日のプレスリリースで、「経済活動再開のための多部門ワーキンググループ」の設立を発表した。同グループの第1回の会合には、閣僚からは、マリア・アントニエタ・アルバ経済財政相、ビクトル・サモラ保健相、ロシオ・バリオス生産相が参加し、経済活動再開のための政府案を提示した。同グループの構成員は、以下のとおり。
- マリア・アントニエタ・アルバ経済財政相
- ギジェルモ・フリオ・ミランダ・ウルタド氏(保健省を代表)
- ホセ・アントニオ・サラルディ・ロドリゲス生産省小規模零細企業・工業担当副大臣
- ミゲル・パラシオス・セリ・ペルー医科大学学長
- ミゲル・ヴェガ・アルベアル元ペルー経団連会長
- パブロ・チェカ・レデスマ氏(元ペルー労働者総連合副書記長)
- メシアス・ゲバラ・カハマルカ州知事(全州知事を代表)
- オレステス・カチャイ・ボサ・サンマルコス国立大学学長(全大学を代表)
- ホルヘ・ギジェルモ・バカ-アルバレス・マロキン元全国ラジオテレビ組合役員(報道機関を代表)
本グループは、設立から30営業日以内に経済活動再開戦略を作成することが求められている。
(設楽隆裕)
(ペルー)
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