国際便フライト受け入れ停止期間、4月7日まで延長
(バングラデシュ)
ダッカ発
2020年04月06日
バングラデシュ政府は3月28日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施していた10カ国からの旅客フライト受け入れ禁止措置(2020年3月23日記事参照)を4月7日まで延長すると発表した。また、乗り入れ停止対象が新たに5カ国追加され、15カ国・地域〔バーレーン、ブータン、香港、インド、クウェート、マレーシア、モルディブ、オマーン、カタール、サウジアラビア、スリランカ、シンガポール、タイ、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)〕となった。英国は対象国に含まれていないが、ビーマンバングラデシュ航空がダッカ発英国行きのフライトを3月30日から4月7日まで欠航すると発表している。
貨物便は、香港やカタール、中国(広州)など向けで一部運航しているものの、日本向けの航空輸送については4月5日現在、香港経由のみが可能となっている(原則週3便)。
今回の措置により、4月7日までは当該国・地域の出入国が事実上できない状況で、それ以降の措置が注目される。
(安藤裕二)
(バングラデシュ)
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