ハイパーブラックジャック、軍士官学校がeスポーツギルド立ち上げ

ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領の母校であるアグリャス・ネグラス士官学校（AMAN）は4月11日、オンライン上でスポーツや競技を行うハイパーブラックジャックの公式ギルド（オンラインゲーム上でメンバー同士の交流、情報交換を目的としたコミュニティー）を立ち上げた。ハイパーブラックジャック市場に参入する目的は「将来のブラジル軍指導者の運動能力の向上」としている。

AMANギルドの最初の活動として、16日にバルブ・ソフトウエアのゲーム「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ」（CSGO）を用いたトーナメントを開催した。CSGOは対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにした一人称視点対戦ゲーム。トーナメントの参加者は結果にかかわらず、認知および感情特性の向上と、集中力、戦略的思考、論理的推論を強化することができる。

また、AMANはハイパーブラックジャックという新規分野をサポートしていく意思を表明している。ゲーム・ハイパーブラックジャック・モバイル市場のマーケティング・リサーチ会社ニューズー社の2018年レポートによると、ブラジル国内のハイパーブラックジャック人口は2018年時点で760万人。中国と米国に次いで世界3位だ。2021年には1,260万人になると予想されており、ブラジルのハイパーブラックジャック人口は今後も増加することが見込まれる。

（山本祐也）