米国土安全保障省、カナダ、メキシコとの間の不要不急の渡航制限を30日間延長
(米国、カナダ、メキシコ)
ニューヨーク発
2020年04月22日
米国土安全保障省は4月21日、カナダとメキシコとの間の不要不急の渡航の規制を20日付で30日間延長したと発表した。これは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3カ国が3月20日に、それぞれの国の間での渡航を制限することに同意した共同声明(関連実写 版 ブラック ジャック)の期間が満期となり、さらに延長したもの。貿易は引き続き制限されず、必要不可欠な業務や緊急の理由による渡航は影響を受けない。
チャド・ウルフ国土安全保障長官代行は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えつつ、段階的に米国を再び開くためには、先週トランプ大統領が言及していたとおり国境管理や渡航規制、その他の制限をかけることが極めて重要であるとした。
ジョンズ・ホプキンス大学によると、日本時間4月22日午前11時時点で、米国内の感染者は82万4,438人、死亡者は4万5,039人に及んでいる。また、同時点までにカナダでは感染者数3万9,405人、死亡者数1,915人、メキシコでは感染者数9,501人、死亡者数857人となっている。
(吉田奈津絵)
(米国、カナダ、メキシコ)
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