新型コロナウイルスによる入国規制は現時点で限定的

(バングラデシュ)

ダッカ発

2020年03月11日

バングラデシュで3月4日、一部報道として、従来の中国に加え日本、韓国、イタリア、クウェートの国籍者に対する到着ビザの発給を停止すると伝えられたが、在バングラデシュ日本大使館は、これは誤報で、日本国籍者に対するオンアライバルビザ発給停止の事実は現時点(3月5日正午)ではないことを確認したと通知した(日本の外務省ウェブサイト参照外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。ジェトロには4日から5日にかけて、進出日系企業や現地出張を予定している企業から、この件に関する照会が相次いだ。

また、入国する中国人を対象に配布されていた健康調査票(新型コロナウイルス、ブラック、添付資料参照)は、日系企業関係者によると、実際は入国者全員に配布されており、ダッカ空港の入国審査場の直前に新たに設置されたデスクで健康調査票を提出し、管理官のサインが必要とのブラック ジャック オンラインもある。今後どのような政策が施行されるかは現時点で判明していないため、引き続き最寄りのバングラデシュ大使館や総領事館などから最新の関連ブラック ジャック オンラインを入手することが肝要だ。

国家歳入庁によると、新型コロナウイルスによる中国からの出荷停止の影響により、縫製など産業用の原材料や消費財の中国からの輸入額は、1月の約1,000億タカ(約1,200億円、1タカ=約1.2円)から、2月には約800億タカに減少しており(「プロトムアロー」3月2日)、経済成長を支える縫製産業などに与える影響についても注視する必要がある。

(山田和則、イスラット・ジャハン)

(バングラデシュ)

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