カザフスタン、日本などからの入国者の経過観察措置を緩和

(カザフスタン)

タシケント発

2020年03月09日

カザフスタン政府は3月7日付の物品・サービス品質安全管理委員会主任検疫官決定第16号で、新型コロナウイルスの感染が拡大している国・地域からの入国者に対する検疫内容(対象国・地域)を変更した(表参照)。日本からの入国者に対しては入国日から24日間の医療機関の電話による経過観察に切り替えられた。自宅経過観察措置からの緩和となる。今回の決定はカザフスタン保健省ホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに掲載されている(ロシア語)。

表 3月7日付物品・サービス品質安全管理委員会主任検疫官決定第16号の内容

一方、感染が拡大している欧州(イタリア、ドイツ、スペイン)からの入国者が日本からの入国者には厳しい措置を義務付ける。また、現場では法令内容やその変更が周知されず、誤った運用がなされているケースなども報告されており、引き続き利用空港の航空会社カウンターへの事前の問い合わせや、カザフスタン保健省、在カザフスタン日本大使館、在日カザフスタン大使館のウェブサイトの確認などが重要だ。

(高橋淳)

(カザフスタン)

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