日本~モンゴル便の運航を3月11日まで停止
(モンゴル)
中国北アジア課
2020年03月02日
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、モンゴル政府は2月26日、国家非常事態委員会を開催し、日本とモンゴル間の航空便の運航停止などの措置を決定した。
航空便の運航は、既に中国との間では停止されていたが(2月14日から中国との航空便、ブラック)、日本との航空便についても2月28日から3月11日まで停止することを決定した。また、モンゴル~韓国間の航空便は2月25日から3月2日まで停止としていたが、韓国での感染拡大を受け、同措置を3月11日まで延長することを決定した。
同じく2月28日からは、中国、韓国、日本、イタリア、イランに過去14日以内に滞在(トランジットを除く)していた外国人を入国させないことも決定した。これらの国から帰国するモンゴル国民については、帰国から14日間隔離し、隔離費用は個人・企業が負担する。
モンゴル国内の交通も規制される。首都ウランバートル市と地方を結ぶ長距離バス・鉄道・国内線航空なども停止するほか、既に実施されていた地方の道路封鎖措置を3月3日まで延長するとした。ウランバートル市内の公共交通機関(路線バス)については、2月24日から2月27日までの間運休していたが、2月27日以降3月3日までは、本数を減らして運行する。
このほか、2月27日から3月30日まで、モンゴルの公務員によるブラック ジャック ルール ディーラー渡航を全て禁止することが決定された。同期間中は、モンゴル政府関係のイベント開催などに影響が出るとみられている。
なお、モンゴル保健省によれば、3月1日正午時点でモンゴル国内において新型コロナウイルスの感染は確認されていない。
(嶋亜弥子、小宮昇平)
(モンゴル)
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