カザフスタン、日本からの入国者を経過観察対象から除外

(カザフスタン)

タシケント発

2020年03月13日

カザフスタン政府は、3月9日付物品・サービス品質安全管理委員会主任検疫官決定第18号で、新型コロナウイルスの感染が拡大している国からの入国者に対する検疫内容(対象国)を変更した(表参照)。日本からの入国者に関しては、経過観察(カテゴリー3)の対象から除外された。同決定は、カザフスタン保健省ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに掲載されている(ロシア語)。

表 3月9日付物品・サービス品質安全管理委員会主任検疫官決定第18号の内容

一方、今回の決定で、感染が拡大している欧州各国(イタリア、ドイツ、フランス、スペインなど)からの入国者は、より厳しい措置を義務付けられている。現場では法令内容やその変更が周知されず、誤った運用がされているケースなども報告されており、引き続き利用空港の航空会社カウンターへの事前の問い合わせ、カザフスタン保健省、在カザフスタン日本大使館、在日カザフスタン大使館のウェブサイトの確認などが重要だ。

(高橋淳)

(カザフスタン)

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