チェコ航空、プラハ~ソウル直行便を停止

(チェコ)

プラハ発

2020年02月28日

チェコ航空は2月27日、韓国ソウルへの直行便運航を停止した。同社は理由について、韓国内での新型コロナウイルス感染拡大と同社のプラハ~ソウル便利用者の急激な減少と説明している。運航停止の期限は決まっていない。

チェコ航空はこれまでソウル便を週4日運航していた。プラハ~ソウル直行便は、チェコ航空のほか大韓航空も週4日運航しているが、27日時点で運航を続行している。

プラハのバーツラフ・ハベル国際空港では既に、ソウルからの到着便に対して使用ゲートを1つに限定し、消毒などの衛生措置をより徹底させる方策を取っていた。また、イタリアからの到着便に対しても到着ゲートで消毒などの衛生措置がより厳格に実施されている。

さらに、チェコ外務省は2月27日、イタリア北部のロンバルディア州とベネト州への渡航を控えるよう勧告した。

2月27日現在、チェコ国内で新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして検査を受けた人は累計135人で、いずれも結果は陰性となっている。

(中川圭子)

(チェコ)

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