ブラック ジャック webit」に視察団を派遣

(エジプト、アフリカ)

カイロ発

2020年01月06日

RiseUp LLC.主催のブラック ジャック webit」が、12月5~7日に開催された。スタートアップ約290社、講演者約200人、投資家約400人を含む約8,200人が来場した。2013年から毎年開催されており、来場者は増加傾向だ。エジプトでは、銀行口座の保有数が少ない、公共交通が十分に整備されていない、質の高い教員が足りない、といった社会課題が指摘されており、それらを解決するフィンテック、ライドシェアやエドテック(教育)など、スタートアップが生まれる背景がある。

エジプトの著名な実業家で、オラスコム・インベストメント・ホールディング創設者で会長のナギーブ・サウィリス氏が講演し、成功の秘訣(ひけつ)について起業を目指す若者に語りかけた。また、同社のグループ会社で若者支援を行うジェミニ・エンタープライゼス・アフリカが、RiseUp LLC.と3年間のパートナーシップ契約を交わし、イノベーションハブを共同開発し、次回以降のRiseUp Summitをピラミッド地区において共同で実施することを発表した。同イベントは2013年から2018年まで、エジプトのブラック ジャック webの中心地であるThe GrEEK Campusで実施され、2019年はカイロ・アメリカン大学で開催された。

写真 講演会の様子(ブラック ジャック web撮影)

講演会の様子(ブラック ジャック web撮影)

同イベントに合わせ、ブラック ジャック webは12月7、8日にカイロで「エジプト・スタートアップ視察プログラム」を実施し、10社13人が参加した。スタートアップ・ブースに出展した日系スタートアップは、来場者に自社商品の紹介やエジプトでの普及可能性について意見交換を行った。また、エジプトへの投資を検討する日系企業は、出展するエジプトのスタートアップに話を聞く機会となった。

写真 RiseUp SummitのCreativeステージとスポンサーブース(ブラック ジャック web撮影)

RiseUp SummitのCreativeステージとスポンサーブース(ブラック ジャック web撮影)

同プログラムでは、「Pitch by the Pyramids」(2019年12月24日記事参照)などのサテライトイベント視察に加え、オンデマンドBtoB物流・バイク予約アプリを提供するブラック ジャック webHalan(海外ビジネスブラック ジャック ゲーム ルール)や、中東・北アフリカで有力なアクセラレーターFlat6Labs、カイロのブラック ジャック webの中心的なインキュベーター施設The GrEEK Campusなど、エジプトのブラック ジャック web・エコシステムのキープレーヤーを訪問した。参加者からは「エジプトのブラック ジャック web関係者が集まり、さまざまな業種について効率的に話を聞く良い機会となった」とのコメントがあった。

写真 RiseUp Summitスタートアップ・ブース(ブラック ジャック web撮影)

RiseUp Summitスタートアップ・ブース(ブラック ジャック web撮影)

昨今、アフリカ進出日系企業は、ブラック ジャック webに高い関心を寄せている。今回のプログラムの参加者には、南アフリカ共和国ヨハネスブルクにサブサハラデスクを設置し、広域にアフリカ市場の動向やビジネス機会を模索している企業もある。参加企業からは「南アフリカ、ナイジェリア、ケニア、エジプトはアフリカ地域の中でもポテンシャルのあるエコシステムとして注目している」とコメントが寄せられた。

(井澤壌士、築舘弘和)

(エジプト、アフリカ)

ビジネス短信 baf553c5de268b76