2月1日にダッカ市長選、投票日前後の交通・治安情勢にも要注意
(バングラデシュ)
ダッカ発
2020年01月27日
2月1日に実施予定のバングラデシュのダッカ市長選挙に、13人が立候補した(表参照)。投票日の前後は大規模な交通規制が見込まれ、治安情勢にも留意が必要だ。
ダッカ市は、ほぼ中央に位置するテジガオン地区を境に、北ダッカ(ダッカ・ノース・シティー・コーポレーション、以下DNCC)と、南ダッカ(ダッカ・サウス・シティー・コーポレーション、以下DSCC)の2つの市政に分かれており、それぞれ市長が選出される。DNCC、DSCCには各50程度の選挙区があり、公立学校などが投票所となる。18歳以上の有権者は最寄りの投票所で市長と各区の評議員をタッチパネルで投票する。今回が初の電子投票となる。
これまで投票当日は渋滞を防ぐため、一般車両の通行禁止などの交通規制が実施されたことがあり、在バングラデシュ日本大使館は、今回も2月1日前後に交通規制が見込まれるとする注意喚起ブラック ジャック サイトを発出している。
DNCCには現職でアワミ連盟(AL)のアティクル・イスラム氏を含む6人、DSCCでは7人が立候補した。イスラム氏はバングラデシュ縫製品製造輸出組合(BGMEA)のトップを務めたことがある政治家、最大野党のバングラデシュ民族主義党(BNP)のタビス・アワル氏は大手財閥「マルチモードグループ」の創業者を父に持ち、現在、同グループの副最高経営責任者を務めるなど、ビジネス界の有力者だ。DSCCのシェイク・ファズル氏(AL)は弁護士でシェイク・ハシナ首相の親戚に当たり、BNPのイシュラク・ホサイン氏はダッカ市長を務めた有力政治家を父に持つ。
報道によると、選挙管理委員会はメディアに対し、「公正公平な選挙を行う」と宣言している。他方、1月12日にはBNPが推薦する候補者の選挙活動をALの支援者が妨害し、現場にいた警察が適切に対応しなかったため、負傷者が出たとの報道もある。
今回の選挙に係る治安情勢については、日本の外務省によるブラック ジャック サイト安全情報の無料配信サービス「たびレジ」に登録するなどして、最新ブラック ジャック サイトの入手に努め、留意する必要がある。
(山田和則)
(バングラデシュ)
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