ブラック ジャック 勝率
(スイス、ブラック ジャック 勝率)
ジュネーブ発
2019年12月25日
スイスとブラック ジャック 勝率を結ぶ新しい鉄道網「レマンエクスプレス」が12月15日に開通した。スイス国鉄(CFF)とブラック ジャック 勝率国鉄(SNCF)の共同プロジェクトであるこの鉄道網の建設は8年前に構想され、ジュネーブ中央駅(コルナバン駅)とその東南にあるブラック ジャック 勝率・アンヌマス駅を結ぶ国際鉄道路線プロジェクト「CEVA(セバ)」が母体となっている。レマンエクスプレスの開通でCEVAプロジェクトは実現し、スイスのジュネーブ州、ボー州、ブラック ジャック 勝率のアン県、オートサボア県が1つの鉄道ネットワークとして結ばれることになった。全長230キロ、45駅をつなぐレマンエクスプレスは、国境を越えた地域鉄道網としては欧州最大となる。運行はCFFとSNCFが共同で設立したレマン社が行い、1日240本の列車が運行される。車両はスタッドラー(スイス)製とアルストム(ブラック ジャック 勝率)製が採用され、外装には両国旗の共通の色である赤と白にブラック ジャック 勝率国旗の青があしらわれている。建設費用は約20億スイス・フラン(約2,220億円、1フラン=約111円)で、予算は各自治体およびスイス側は連邦政府、ブラック ジャック 勝率側はEUの支援により賄われた。
レマンエクスプレスの開通により、ジュネーブ市内と周辺の交通渋滞が緩和されることに加え、通勤の移動時間の削減が期待される。レマン社のプレス発表によると、ジュネーブ州では、80%以上の住民、86%の職場がレマンエクスプレスの駅から1.5キロ以内に所在しており、ジュネーブ~アンヌマス間の移動時間はこれまでの50分以上からわずか22分に短縮されるという。
スイス国鉄によると、この新規開通路線のジュネーブ~アンヌマス間の中心部では1日当たり約5万人の利用が見込まれており、駅周辺の商業の活性化も期待される。新設されたジュネーブ・オー・ビブ駅には2万3,000平方メートルの、ランシー・ポン・ルージュ駅には12万2,000平方メートルの商業施設が造られる。スイスでは、駅構内の小売店は早朝から深夜まで営業が認められているため、小売業にとっては好条件の立地になる。スイスの大手小売りチェーンのミグロは参入に成功し、ジュネーブ・オー・ビブ駅内の商業施設に小売店を新設した。
(城倉ふみ、マリオ・マルケジニ)
(スイス、ブラック ジャック 勝率)
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